旅のメモ帳

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カテゴリ:2004 ローマ( 1 )


2009年 05月 21日

イタリアの想い出

週末は、公開されたばかりの「天使と悪魔」を観てまいりました♪

映画館へは一時期は頻繁に行ってたのに
ここ最近はずいぶんご無沙汰。
引っ越しで、映画館へ足を運ぶ「習慣?」がなくなったせいか
劇場内で予告を見ないと「あ、これ見に行こうよ」となることが少ないので
足が遠のいていました。
でも、この映画は、とーっても楽しみにしていたのです♡


内容的には、原作とはちょっと設定等を変えてある部分もあり
前作と違ってキリスト教に対する挑発的内容はかなり抑えられているため(笑)
かなりサラッとした仕上がり。
ですが、スピード感ある展開は健在ですし、1本の映画としてはうまくまとまっています。
2時間ちょっとという枠におさめるためには細部の変更は仕方ないかな…ということで
あまり気にならずに楽しめました。



それと
この映画が楽しみだった、もうひとつ別な理由も。

2006年に「ダヴィンチコード」の映画が公開され、原作が面白かったので
その勢いで「天使と悪魔」も読んだのですが、
自分が2004年にローマを訪れたときとコースがほぼ同じで
なんだかよけいツボだったのです(笑)



当時、イタリアを訪れるのは3度目。
個人手配の、完全フリーだし
ローマ1都市だけでも見所はたくさん。
なんといっても、古代ローマからルネッサンスまで
歴史好きにはタマラナイ街です♡
4泊6日の短い日程だったので
テーマを決めてまわりました。
それは・・・

塩野さんの「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」を読んで(ミーハ~・笑)
興味を持ったので、

「ボルジア家」
そして当時もうひとつ興味のあった
「ベルニーニ」

に縁のある場所をまわりました。(+古代ローマもちょこっと・・・欲張りさんデス・笑)





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映画の舞台のひとつにもなったカステル・サンタンジェロ。
城の内部はかなり広く、巨大な要塞でした。
地下には牢獄もあり、おびただしい数の人間が殺された
陰惨な歴史をもつ城です。



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もとはローマ皇帝ハドリアヌスの霊廟として139年に建設されたものですが
14世紀には要塞としての役目を果たしながら、
時の教皇たちの緊急時の避難場所としても利用されるようになりました。

ボルジア家出身の法王、アレッサンドロ6世もこの城をよく利用したうちの1人。
ボルジアゆかりの場所といえば、ヴァチカン美術館の中に「ボルジアの間」があるのは有名ですが
アレッサンドロ6世やチェーザレも、居住区のあるヴァチカン~サンタンジェロ城へは、
間に設置された「秘密の通路(イル・パセット)」を使って頻繁に行き来し、密会に利用したり
フランス軍が攻め入ってきたときもここを使って避難したとか。
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上に写っている「壁」のようなものが、サン・ピエトロ大聖堂とサンタンジェロ城をつなぐ「秘密の通路」。
「パセット・ツアー」として一般にも公開されています。
とはいえ・・・上を歩いていたら
身長によっては周りから見えそう?なので、「どこが秘密の通路なの?」と思わなくもない(^_^;







そして、映画のキーワードになった、彫刻家ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ。
ローマ市内の至るところに彼の作品が見られます。
サン・ピエトロ大聖堂内の「聖ペテロの司教座」なんかもそう。



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ベルニーニの彫刻といえば、
かたい大理石を使って彫られたとは思えないほど、柔らかそうな肌の様子やその表情。
まるで生きているものの姿を写し取ったかのような
見事な彫刻は観る者を圧倒します。

ボルゲーゼ美術館に収められている「プルートとプルセルピーナ」「アポロとダフネ」の像も見事なのですが、私が一番お気に入りなのは、サンタ・マリア・デラ・ヴィットリア教会





映画にも登場した、「聖女テレサの法悦」が置いてある教会です。
聖女テレサの胸を矢で射ようとする天使(熾天使/セラフィム)の表情がイイんですわ(*^^*)

って、それだけじゃなくて(笑)

教会内を彩る、たくさんの天使達。
天井、柱、至るところにいます。
どの天使達も愛らしく、表情豊か。ここの天使達のお顔がとても好きなのです♡


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そして教会の質素な外見とはうってかわって
内部は豪華なバロック様式。威厳に満ちあふれています。
ヨーロッパには数多くの教会や大聖堂がありますが、とても好きな教会のうちのひとつです。

おまけ
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by lilac283 | 2009-05-21 12:22 | 2004 ローマ